《ドイツの旅2019⑥》ベルリン3日目は東ベルリン巡り。壁や博物館で東を感じる
この日はベルリンの東を巡ることに。
イーストサイドギャラリーの壁観光から始まり、アレクサンダー広場(Alexanderplatz)のクリスマスマーケットでランチ、東ドイツ博物館(DDR)で東時代のことを学んだ後、ジャンダルメンマルクトのクリスマスマーケットでクリスマスの雰囲気を楽しんで帰宅しました。
本当は東時代の料理を提供するお店(Volkskammer)にも行きたかったのですが、クリスマスのため開いておらず…
イーストサイドギャラリーから徒歩でも行ける距離なので、興味のある方はぜひ行ってみてください。
イーストサイドギャラリーにはSバーンで行くのが便利です。
このエリアには壁の一部が残されていて、そこに描かれた様々な絵を見ることができます。
ここで一番有名なのはこの絵かと思います。
ここだけ人だかりができていて、みんな写真を撮っていました。
ただそれよりも、ここに来ていつも思うのは、
たったこれだけの薄さ・高さの壁で東西ベルリンは分断され、たくさんの方が亡くなったり不幸になったりしたのかということです。
ベルリンに初めて来てから今まで、東西時代の映画を観たり記事を読んだりしてきたのですが、改めて壁を目の前にすると、たったこれだけのものが多くのひとを不幸にしたの?と、虚しい気持ちになります。
その後、Ostbahnhof経由でアレクサンダー広場(Alexanderplatz)へ。
この駅は郊外エリアへ繋がる線との乗り換え駅になっているようで、かなり大きな駅です。
初めてベルリンに来た際にも数回使ったので、個人的に思い出があります。
アレクサンダー広場(Alexanderplatz)はベルリンの中でも若者が集まるエリアだと聞いたことがあって、デパート等がたくさんあります。
なので、勝手なイメージで西ベルリンだったのだと思っていたのですが、お恥ずかしながらこちらも東ベルリンだったと今回初めて知りました。
この2つ(ウーラニアー時計台、テレビ塔)があることを考えれば確かに東なのですが…まだまだ知らないことだらけだなと😓
ちなみに、このエリアのクリスマスマーケットのグラスはとてもかわいくて、ソニーセンターのものと柄違いです。
売店が多く、アイスバインを売っているお店もあって、思わず買ってしまいました
ランチを食べた後はベルリン大聖堂のすぐ向かいにある東ドイツ博物館(DDR)へ。
ネットで調べて行ったのですが、行ってみると期待を大きく上回る展示量かつ興味深いものの数々でびっくり。
入るときにはもう閉館まで1時間なく、それでも余裕だと思ったのですが、もっと余裕を持って行くべきだったと思いました。。
このような東西時代の展示がたくさんあります。
ついさっきみた壁の監視は、このようにされていたのだなあと。
東からの脱出を図るひとたちを逃さないようにと作られた壁ですが、その夜偶然東にいた西の人々も東に閉じ込めてしまった歴史を知ると、それがもし自分だったら…と考え辛くなります。
捕らえられたひとは、このようなところで生活をしていたようです。
東時代の家の展示もありました。
全体的に質素な印象で興味深かったです。
ここを観た後はジャンダルメンマルクトのクリスマスマーケットへ。
ここは入場するのに1ユーロかかるのですが、それでもぜひ行ってほしい場所。
定番の屋台のようなお店だけではなく、室内でショッピングや飲食の楽しめるお店があるのが特徴で、美しいと有名なクリスマスマーケットです。
↑このチケットを購入し、荷物検査を受けてから入ります。
会場を挟む双子の大聖堂や、ツリーのライトアップが美しいです。
小さなピザが売られていたので、みんなで1枚ずつ買って食べました。
焼き立てで温かくて美味しかった。
この時期のドイツはやっぱり寒いので、温かいものを食べたくなってしまいます。
ちなみにこの日は12月24日だったので、このクリスマスマーケットや東ドイツ博物館、アレクサンダー広場のクリスマスマーケットなど、営業はしているものの閉まるのが通常よりも早いという場所が多かったです。
翌日25日は営業しないお店がほとんどだと聞いていたので、帰りに食料を買い込んでから帰りました。